BIOGRAPHY
ゴスペルシンガー Kumiko Hisano


ひさの くみこ
Kumiko Hisano
2001年よりゴスペルシンガー、クワイヤディレクターとして活動。
関西学院大学在学中、ゴスペルサークル、軽音学部に所属。
ボーカルとしてバンド活動を精力的に行う。
全米ゴスペルワークショップへの参加やニューヨーク滞在中、グラミー賞受賞のThe BROOKLYN TABERNACLEでもゴスペルを学ぶ。
J−House Gospel Academy 講師としてマスクワイヤを指導。
現在フリーランスとして、ジャンルを問わず、シンガー、ゴスペルクワイヤディレクター、ボーカル講師として活動中。
教会、ライブハウス、商業施設、高齢者ホームなど多岐にわたる演奏家として、また女性のための祈りと交流の場”Stand Womens Osaka”やネパールの貧困に苦しむバディ族支援など、ゴスペルによる癒しのコミュニティ作りを目指している。
一児の母。


あなたが気づいていなくても、
あなたはいつも
大きな愛に包まれている。
今がどんなに辛くても、
その愛を素直に認め
受け入れられる日は必ず来るから。
あなたは今のままで、
とても大切な存在。
人生に癒しを感じられなくても
希望を見出せなくても、
愛から遠ざかっているように
感じられても。
あなたは一人ではない。
大きな愛に、
いつも見守られている。
暗いトンネルの中を
一人でずっと歩いている。
そんなあなたにこそ、
愛は注がれている。
トンネルを抜けた先に、
愛を実感して
喜びに包まれる明日がある。



Trajectory
ゴスペルと歩んだ20年。
愛を待つ人に向けて私は歌う。
ゴスペルとの出会いは、バンド活動に打ち込んでいた大学時代。力強く、優しく、魂から湧きあがるような歌に圧倒されました。
それまでの私は、「みんなに認められたい」「実際の自分以上のパフォーマンスを」と自分にプレッシャーをかけ、どんなに頑張っても埋められない無力感にさいなまれていました。
ゴスペルとの出会いで、これらのプレッシャーや孤独から解放されたのです。ゴスペルは神様という大きな存在に向けて捧げる歌。
神様の愛など少しも気づかず生きてきた、でも神様はずっと私を愛してくださっている。
その気づきが私をゴスペルの道へ進ませました。
しかし、順調に歩んでいた私に試練が訪れました。身近で家族や友人に不幸が相次いだのです。
「神様は全能で癒し主ではなかったの?」
心から歌うことができなくなった私がゴスペルのリーダーでいることは難しく、いったん活動を退きました。
ゴスペルから離れた2年ほどの間、絶望の中、できたのは祈ることだけ。トンネルの中を静かに歩いているような感覚…
そんなある日、神様は私に語りかけてくださいました。
「久美子、大丈夫だよ。私はあなたの悲しみも痛みも全部知っている。そして永遠にそばにいる。トンネルを抜け出すときが必ず来るから。私があなたを守るから」。
暗い道を通る時こそ神様は近づいてくださり、無条件の愛を注いでくださったのです。
それに気づいた私は、呼び戻されるようにゴスペルの活動を再開。
フリーランスとして再出発し、ゴスペルを指導しながら舞台に立っています。
私が歌を届けたいのは、不安や孤独を感じているたくさんの人たち。
大丈夫、愛は必ずあなたのもとに訪れます。

おもな活動実績
